INTERVIEW
R.H.
2020年度入社
システムエンジニア
銀行システムの基本設計からテストを担当。100名ほどのお客さまに対して、8名のプロジェクトチームで対応している。自身のタスクに加え、メンバーのサポートや補佐的な役割でもチームに大きく貢献中。
新人時代
入社して2年目のこと。リリースを控えた大きなプロジェクトにテストフェーズから参加することになりました。まだ経験値も少ない私の役目は、いくつものテストを実施しその不具合を記録して修正を依頼すること。毎日次々とタスクが更新される目まぐるしい現場でした。ただ記録するだけでなく、自分でもプログラムを修正できればもっと周りの役に立てるのに…と、やるせない気持ちを抱えながら黙々と自分のできることを続けていました。そこで課長に相談したんです。「もっと役に立てる自分になりたい。お客さまの業務のことも知りたいし、プログラムもかけるようになりたい」と。課長は親身になって聞いてくれました。
成長のきっかけ
課長から提案されたのが、今も働いているお客さま先での案件です。ここでもテストパートを担当しているのですが、実際のプログラム修正は外部に出しつつ、設計書の修正までを自分たちで担っています。お客さまの業務についてしっかりと調べて理解し、設計についてもお客さまと丁寧に認識を合わせます。自分で作成した設計書をお見せし、齟齬はないか、意図が伝わるか、直接お客さまと話し合うこともあります。その後の工程にも影響を与える重要な仕事なので、初めて任されたときはとても緊張したのを覚えています。それでも、説明を終えると大きな達成感を味わえました。仕事を通じて、一歩ずつですがお客さまの業務の理解を深められている実感があります。
今後の目標
ただ開発をするだけのプログラマーではなくお客さまである銀行の業務に精通した金融スペシャリストへと近づくことが、今の目標です。私たちの部所では「銀行業務検定」という資格の取得を推奨していて部所全体で取得に励んでいます。こうした環境を活かし、周りからも頼られる専門的な知識をつけていきたいと思っています。年次が上がるに連れて学習時間を確保するのが難しくなりつつありますが、目標に向かって学習をコツコツと進め、成長を明確な形にしていく。目標(合格)に向けて努力することは仕事でも活きていると感じます。仕事を通じて、また先輩たちのフォローを受けながら成長していけるISPの環境を最大限生かして、役に立つ自分になっていきたいと思います。